第81回八丈島民大学講座報告

  フリージアの香りただよう八丈島で、81回目の島民大学講座が開かれました。2020年に企画しましたがコロナ禍で延期をかさね、、、奇しくも今年、楽聖の命日にあたる3月26日に初日を迎えることができました。
 講師は、テノール歌手の湯川晃先生とピアニストの湯川涼子先生。息の合ったお話と演奏で、聴衆に深い感動を届けていただきました。

 第1日は、19世紀初頭のウィーンで社会的な制約にあらがい、人生の危機を乗り越えて、作曲家として大きく育っていく過程をたどりました。

 

 第2日は、聴覚障がい者としてのベートーヴェンと第九について。
八丈島で出会った第五パートのある第九の感動的な体験から、第九が社会のノーマライゼーションに果たす意義についてお話がありました。

 ◆この講座は、東京都立大学のご協力により、オンラインにより配信され、
「海を越えた島民大学講座」として島外でも多くの方が参加しました